貸金業務取扱主任者試験は、第1回の合格率は70.1パーセント、第2回の合格率は65.2パーセントでした。合格基準は「50問中30問正解すること」で、成績上位者が合格するタイプの試験ではありません。
ただ、「易しい試験だ」と安心することはできません。一般的に「新しい資格試験は、初めのうちは合格率が高い」という傾向があります。
特に、貸金業務取扱主任者は「国家試験に合格した貸金業務取扱主任者を営業所又は事業所ごとに貸金業の業務に従事する従業員50名につき1人設置しなければならない」という規制が行われることが明らかになっていたため、早く受験して合格しなければ、業務に差し障るという考えの人が、多数いたのです。
その分、知識の十分ある人が受験していましたので、合格率が高まる傾向があったのです。
知識のある人も、試験のための対策は必要となります。
実務とは違う、試験独特の言い回し、引っ掛け、よく出題される問題などを吟味して、効率の良い学習をすることが大切です。資格スクールに通うのは大変という人も、直前期の「得点をアップさせるための短期間の講習」には参加する価値が十分あります。
勉強するのは「合格するため」ですので、資格スクールをうまく利用して、合格に近づくと良いですね。また受験仲間を探して、励ましあうことも有効です。競争試験ではなく「自分が合格基準に達したか?」が合否を分けるタイプの試験ですので、受験仲間とはライバルとして競い合う必要はありません。